マネージャーに指名されたときは、役割の確認をしよう
マネージャーの役割はいっぱいある
サラリーマンをやっていると、上司からマネージャーになるように辞令を受けるかもしれませんし、実際になった人もいると思います。 プレイヤーからマネージャーに徐々に意識移行させていく組織なら良いですが、そういう組織体制の整った会社に属していない人もいるでしょう。
プレイヤーとしての実績をすて、マネージャーとしてやっていく前にいったん整理しましょう。
ベタですが、ドラッカーの書籍を読んでマネジメントとは何かの知識をInputしましょう。これがベースです。
- 作者: ピーター・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/12/14
- メディア: 単行本
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なんのマネージャーになるのか
マネージャーといっても、沢山のポジションがあります。
- 組織的なマネージャー(管理職)
- サービス運営責任のような、プロダクトマネージャー
- タスクフォースのような期限ありきの、プロジェクトマネージャー
- 人の管理 / 人材育成をする、ピープルマネージャー
- 上記の複合型
エンジニアのマネジメントは、次のFiNCの方のエントリーも参考にすると、開発におけるポジションが見えてくるかもしれません
組織的なマネージャー(管理職)を期待されている場合
組織的な役職、部長・課長などに任命された場合は、割りかし周囲との期待値は一致するのではないでしょうか。
ただし、スタートアップやベンチャー企業で、組織体制が未成熟な場合は注意が必要です。 一般的な上場企業とは環境が異なったり、上司が役員など異質なことがあります。 マネジメントの手法は、100%ただしいものなどないので、ひたすら期待値調整をすべきです。
他社の管理者がなにをしているのか、まずは知識を習得することをおすすめします。 ネットワーキングを活発し、他社の方の話を聞いて、自身がどうすべきなのか模索するのが良いです。
わたしは次の書籍を読んで、他社の事例を知識として学びました。 管理職として求められている、マインドセットが理解できると思います。
- 作者: グロービス経営大学院,田久保善彦
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/06/23
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なぜやったか(Why)、なにをやったか(What)、どうやったか(How)など気になります。 が、わたしは次のようなことを意識しています。
- 自身の置かれている状況の確認
- 本質的な課題はなにか
- 解決方法は自身ではなく、組織的な手段を取る (自分でやらない)
- 結果からのフィードバック、PDCA
おかれた状況、なににと組んだか、そこからなにを得たのか、これがすべてで、視野・視座を高くもっていきましょう。