ファイナンス思考を読むと、アマゾンの強さを理解できる
GAFAの理解を深めるために「 ファイナンス思考」を読もう
Google、Apple、Facebook、Amazon、アメリカの巨大IT企業を支えている考え方を、ビジネスマンと財務を紐付けながら説明してくれる書籍です。
著書は朝倉祐介さん。名前を聞いただけで気付く方も多いと思いますが、ミクシーを再建された方ですね。
平社員が経営陣に一言「全員辞表を出してください」朝倉祐介氏がミクシィ復活劇の舞台裏を振り返る
PL脳から脱する
日本の企業、特に上場企業の場合、PLヒットするような決断をしてしまうと市場が過敏に反応します。PLヒット = 目先の数字を意識するがゆえに、未来の利益を減少させてしまうことも多いでしょう。
ファイナンス思考は、未来の利益を最大化するための考え方のようです。
ファイナンス思考
書いてしまうと書籍のネタバレになってしまうので、一部だけ抜粋します
- どこに資本投下するか
- 従業員の意識を変える -- 自身のコスト、生産性/効率性が財務のどの数字に影響するか認識させる
- ステークホルダーへの理解を得る -- CEO、CFOが市場と期待値調整に取り組む -- 利益を先行投資に回すがゆえに、財務上の数字を理解してもらう。
日本市場では、赤字上場というと警戒感を持ってしまいますが、この辺り、上手いこと実施している日本企業はマネーフォワードかなと思います。
もっと知識が欲しい方は、こちらから購入を。
- 作者: 朝倉祐介
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/07/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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書籍対象者は経営者だけでなく、全層だ!!
企業の成長は、経営者が握っています。 が、それを取り巻くフォロワーの協力、理解がなくては推進できません。
ぜひ読んで欲しいのは、全層です。
- 投資家
- 経営者
- 組織を構成する管理職
- 一般社員
最近では、メルカリやZOZOなど巨大ベンチャーの勢いが強いです。巨大ベンチャーで資金を得たメンバーが独立して、さらに巨大ベンチャーを作っていく。
これは点ではなく、線にして日本の市場をもっと盛り上げて経済を変革させるチャンスなのです!!
その根底になるのが、ファイナンス思考なのです。