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【2017年度】30歳代の年収は?貯蓄額は1000万円未満?(平均値)

30歳代の年収(平均)と貯蓄額

年収(平均)と貯蓄額

30歳代の年収です。男性は出世などもあり、年収が伸びる世代ではないでしょうか。30歳前半と後半で統計データがあります。性別を考慮しない場合は、442万円と伸びは限定的です。

年齢層 男性 女性
30~34歳 460万円 314万円 406万円
35~39歳 517万円 312万円 442万円

このデータは、民間給与実態統計調査(2017年度)の結果の数値です。

すべての年齢層の平均年収です。50歳代で頭打ちになり、リタイヤされる方もいるためか60歳から下がりまじめます。

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民間給与実態統計調査:全世代の平均年収

データ元: 標本調査結果|国税庁 第10表 事業所規模別及び年齢階層別の給与所得者数・給与額

貯蓄額(平均)

30歳代の金融資産保有額は735万円(平均)と統計データに書かれています。50%ぐらいが預貯金で350万円程度、25%ぐらいが生命保険、残りが投資系の資産です。

資産の内訳などは、次の記事を参考にしてください。

bw-invest.hatenablog.com

データ元: 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成29年調査結果|知るぽると

老後をみこした資産形成をはじめるには

金融資産が750万円で、老後の準備は可能でしょうか。年間の所得がサラリーのみだと、老後は年金よる収入と、貯蓄の取り崩しに頼ることになります。

「定年までにX000万円の貯蓄が必要」とかいわれています。しかし、人生100年時代になり、貯蓄のみで大丈夫なのかも気がかりです。

定年の概念がかわり、老後も所得を得る手段を残しながら、時間を過ごす必要があるかもしれません。次の「LIFE SHIFT」という書籍が参考になります。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

貯金と貯蓄

貯金は、「お金を貯める」ということ。つまり、貯めるだけでよくて金利分が増えるだけでしょうか。せめて金利がよければいいですが、日本の銀行金利は0%に近く、無いに等しいです。

貯蓄はもう少し広義であり、債券・株・保険なども含みます。この中には、毎年分配金や配当金が発生する金融資産もあります。つまり、財を生む金融資産をいくら貯蓄できるかが、老後の生活に豊かさにかかってくると思われます。

リスクを伴った資産形成を取り組みには

「貯蓄の取り崩し」をせずに老後を送るには、「お金がお金を作る仕組み」を個人で作り上げることが必要です。家庭や環境、現状の資産状況、収入めどによっては、少々のリスクを伴った貯蓄方法するのもいいかもしれません。