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トラリピの設定 NZドル/USドル の運用実績【2019年6月更新】

NZドル/USドル(NZD/USD)でトラリピ・トライオートFXをするときの設定を考えます。最近、トラリピで追加した通貨ペアなので、実績の数字は短期間です。

ニュージーランドは、資源国と思われがちですが、鉱業は小規模です。

この記事の目次:

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ニュージーランド、ひつじ

NZドル/USドル(NZD/USD)のトラリピ 設定

リーマンショック前後から現在までのチャートを確認すると、0.50 - 0.90のレンジでおさまっています。国の経済レベルを考えると、よほどのことが起こらない限り、1.0をこえる可能性はないと思われます。

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NZドル/USドル(NZD/USD)の長期チャート

上の図の①のレンジ内でトラリピの設定をして、稼働しています。 実際の設定は、次の記事に記載しています。

bw-invest.hatenablog.com

2018年11月から稼働させています。スワップはマイナスのため、損失となります。しかし、利益累計 > マイナススワップ となり、運用益を出し続けています。

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NZドル/USドル(NZD/USD)の利益推移

ここ直近2年間のチャート

ここ2年のチャートでは、0.65 - 0.75のレンジ内におさまっています。ただし、アメリカの政策金利が上昇していることと経済成長が良いこともあり、下落トレンドです。さらに、景気低迷となりリスクオフ&円高になると、もっと下落する可能性もあり

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NZドル/USドル(NZD/USD)の直近2年のチャート

ロスカットにならないようにするには

上記のように、過去のチャートからレンジを想定するのは誰でもできますが、未来を予想するのは非常に困難です。とくに長期で運用するばするほど、レンジを外れる可能性は高くなると思います。

万が一に備え、余裕資金でかつ証拠金も推奨額よりも多めに用意しておくことをおすすめします。

もし、レンジ幅に対して、証拠金が足りないようなら、本数を減らし含み損を多少なり抑えたり、強制ロスカットの金額を下げたりするのもひとつの方法です。資金が追加で用意できたタイミングで、本数を増やせば良いだけです。

取引量も1000通貨から設定可能です。はじめて運用する場合は、1000通貨で運用を開始し、慣れてきたタイミングで、同通貨&同レンジでトラリピ設定を追加するのもありです。

NZドル/USドルの利益幅(買い)

トラリピ設定をするとき、レンジ幅の設定ともう一つ重要なことがあります。それは、利益幅です。たとえば、0.60で買っていくらで売れば利益を最大化できるかです。

次のグラフは、2018年の1年間の相場で、利益幅を20銭から80銭まで設定したときのバックテストです。(トレール設定なし)

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NZドル/USドル:利益幅のバックテスト

利益幅は70銭にしたとき利益が大きくなりました。

バックテストはトライオートFXのテストサイトの結果です。次の記事で、バックテスストの説明をしていますので参照ください。

bw-invest.hatenablog.com

NZドル/USドルの利益幅(売り)

売り設定の場合も、同じようにバックテストをしてみました。条件として、0.80から070のあいだに50本の売りを設定しました。

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NZドル/USドル:利益幅のバックテスト(売り)

売りの場合、利益幅を大きく設定した方が、利益が多くなりました。