不労所得!?トラリピやトライオートFXはリスクをともなった投資
ここ数ヶ月で、トラリピやトライオートのキーワード検索が増えていいます。
実際に、Googleトレンドをみると右肩あがりです。
Google トレンドで「不労所得, トラリピ, トライオート - 日本、過去 12 か月間」の 人気度の動向 を見る - https://t.co/nu94HHyOBd
— しろくまパパ@豪ドル春のロスカット祭り (@investmemo) 2018年11月17日
昔からですが、「不労所得」というキーワードがそれなりのボリュームがあります。 Twitterでも、トラリピの利益などのブログ記事にも多く用いられているキーワードです。
不労所得とは?
不労所得はどういうものでしょうか。働かなくても入ってくるお金、とざっくり想像できます。 wikipediaをみると、次のように説明されています。
不労所得(ふろうしょとく、英: unearned income)とは、それを得るために労働する必要がない所得のこと。労働の対価として得る賃金・報酬以外による所得を指し、働かずとも得られる収入または収入源という意味で用いられることが多い。利子、配当、賃料収入など投資による収益を指す場合や、有価証券や不動産等の権利自体を売買しその売買差益を指す場合、あるいはその両方を含める場合もある。 日本の所得税法においては、利子所得、配当所得、不動産所得、一時所得、雑所得などに分類されるが、理由を問わず全ての収入から法が認める必要経費を差し引いた残りを所得として扱っているため、所得税法上「不労所得」という分類は存在しない。なお、その所得のうち、所得税が課税されない扱いになる所得を非課税所得という。 引用元
所得税法としての言葉でないとのこと。
FXはリスクを伴った投資である
FX(外国為替証拠金取引)による利益も「不労所得」といえばそうかもしれません。 しかし、レバレッジの強い投資でもあり、株式や債券に比べリスクの大きい投資でもあります。
リスクの大きい投資と認識のもと運用していることは忘れずにいましょう。
FXで順調に利益を積み上げると、「もっと利益が欲しい!!」という感情が生れます。お金に対する「欲」です。
心理的にそうなると、「同じトラリピ設定を追加して、利益を倍にするぞ!!レンジ内だから大丈夫!!」と考えるかもしれません。
こうなると、レバレッジが上がってしまい、レンジ内にも関わらず、ロスカットのリスクが増大します。資金を追加したとしても、自身が許容できる含み損を大きくこえるかもしれません。
自身の「欲」からくる、安全性崩壊には気をつけましょう。
外国為替ということで、マクロ経済の動向や各国の重要指数、ヘッジファンドや大手金融業者も入り混じった相場です。
また、仮想通貨とは違い、土日は相場が閉まっており、月曜日に急激な動きにより追証(=追加証拠金)が発生するリスクもあります。
レンジ相場を前提としたトラリピやトライオートFXでいえば、次のようなリスクは考えておきましょう。
投資人口が増えることは良いこと
海外では、高等教育でお金や経済の知識を積極的に教育する国もあります。 日本は「投資」という言葉は、ポジティブなイメージを持たない国です。 投資よりも貯蓄が多く、日本円は安定通貨でもあります。
トラリピやトライオートFXを投資の入り口として、株式や不動産などの投資、マクロ経済や世の中の動向に興味を持つ人が増えたら嬉しいです。
もっと投資に興味を持つ人が増え、日常会話で投資の話ができる文化になれば、長期的には経済にも大きな影響を与えることになると思います。
参考に
私の運用実績を記事にしていますので、参考にしてください。